折りたたみ式iPhoneでは、アプリを外側のディスプレイで開き、端末を展開し、向きを変え、別のアプリを隣に表示するなど、画面の使われ方がすぐに複数に分かれます。AppleはXcode 27.1でiPhone Duoの開発者向けサポートを開始し、Device Hubで端末のさまざまな状態や向きにおけるアプリの動作を確認するよう案内しました。チームがまず取り組むべきなのは、利用できる画面領域の変化にインターフェースがどう適応するかを確認することです。

iPhone Duoは2026年10月23日に発売され、予約注文は10月16日に始まります。Appleの開発者向けガイドによると、アプリはすでにApp Store Connectから提出できます。2027年4月以降、アプリやゲームの提出時にはiPhone Duo用のスクリーンショットを含める必要があります。準備は2段階に分かれます。発売前に機能をテストし、翌春までに商品ページ用の必須素材を用意します。
まずアプリを再ビルドする
Appleは、iPhone DuoをサポートするXcode 27.1で既存のアプリを再ビルドするよう推奨しています。ビルド後、Device Hubでアプリを開き、利用可能な端末の状態やさまざまな向きでテストしてください。
フォーム、長いリスト、表、メディアプレーヤー、コントロールパネル、キーボードを表示する画面など、要素が密集した画面をリストアップしましょう。それぞれについて、重要な要素が表示されたままか、主要な操作にアクセスできるか、端末の状態が変わってもユーザーが入力したデータが保持されるかを確認します。これらは適応動作を確かめるための実践的なテストです。具体的な要件はアプリの機能によって異なります。
ディスプレイ間の切り替えを確認する
Appleによると、iPhone Duoの外側のディスプレイは対角5.4インチ、内側のディスプレイは7.6インチです。同社は発表の中で、端末を折りたたむときや向きを変えるとき、別のディスプレイに切り替えるときにコンテンツが適応すると説明しています。最新のSDKでは、新しいAPIや更新されたAPIを利用できます。外側の画面で操作を始め、端末を展開し、向きを変えてから作業を続けるという一連の流れをテストしてください。
切り替え後のアプリの状態も個別に確認しましょう。アプリの機能に関わる場合は、下書き、フィルター、リストの表示位置、再生の進行状況が保たれるかをチェックします。内側の画面から外側の画面へ戻る流れも試してください。独自のナビゲーションや固定幅のパネルを使っている場合は、表示領域のサイズごとに確認します。
Split Viewとアプリの切り替えを試す
Appleによると、iPhone DuoはSplit Viewに対応しており、ユーザーは2つのアプリを並べて開けます。また、アプリ間をすばやく切り替えたり、アプリのペアを保存したりできます。画面領域が狭くなった状態で、テキストの読みやすさ、ナビゲーションの使いやすさ、重要なボタンの配置など、主要機能を確認してください。
Appleは、1つのアプリの複数ウインドウの例として、Safariの2つのウインドウを挙げています。アプリが複数のウインドウに対応している場合は、2つのインスタンスがどのように共存するか、どのデータを表示するか、ユーザーが目的のウインドウにどう戻るかをテストしてください。このモードを実装していない場合は、別のアプリと並べて使う場合と、切り替えて戻った場合の動作を確認します。
アプリの商品ページを準備する
AppleはiPhone Duoを含む新しいデバイス向けに、スクリーンショットとプレビューの仕様を更新しました。App Store Connectには、スクリーンショットやページの見出しなどの素材が、デバイスの商品ページでどう表示されるかを確認できるツールが追加されました。AppleのApp Store素材に関するガイドを使い、想定される向きごとにレイアウトを確認してください。
作業の順序は、Xcode 27.1でアプリを再ビルドし、Device Hubで一連の操作を試し、Split Viewとアプリ間の切り替えを確認してから、商品ページ用の素材を用意し、App Store Connectでプレビューすることです。端末は2026年10月23日に発売されます。App Storeへの新規提出でiPhone Duo用スクリーンショットが必須となるのは、2027年4月からです。